構築サーキュレーション

ツイッターでのまとめや走り書き

トレンド

トレンドを読むのがシングルバトルでは大事な要素。
例えばほぼ全員がAS猫捨て身地震冷凍パンチガルーラ使っている場合メガゲンガーや珠ボルトに気合球を搭載する型が増えるのは自然な理屈である。

今回の話は両刀メガガルーラについてである。
メガガルーラにおいてトレンドに最も影響されにくい型は陽気AS猫捨て身@2だと思っている。
この型の強みは汎用性の高さにある。
S167を確保出来ないほぼすべてのポケモンに強力なダメージを与えれるガルーラのもっともスタンダードで最強の型だと考えている。
最強の型である以上メタの基本ではあるのだが、それでも尚動けるのだからトレンドに影響されにくいのは間違いない。
その逆は両刀ガルーラである。
両刀ガルーラの強みはメタへのカウンターメジャーにすぎないので、そのメタ対象の多さといかに読まれないかが重要な課題になる。
余談ではあるが、筆者が両刀ガルーラを最初(もちろんここ最近の中での話で両刀ガルーラはシーズン1から存在する)に把握したのが4月末。
そこから両刀ガルーラ構築を使っていたのだが、5月半ばまでには有力だと認識され5月末に決定的な記事が出され、某大会の優勝者も使用していたことも相まって両刀ガルーラの認識されないというのが崩れていると感じたので既に使用をやめている。

では、現状両刀ガルーラがなしかと言われるとそうではない。
メタ把握されてもメタ対象が残る限りは存在しえるし、何より崩せる範囲がASガルーラとは異なるので一定の戦果を上げることが出来る。
それよりもASガルーラを使えないデメリットに関してどのくらい甘受できるかの話になる。

さて現状の話をしたが、ではHAガルーラはトレンドにどのくらい影響されるのだろうか。
これは猫捨て身よりは影響されるが、その影響力はさして気にならない程度である。
このさして気にならない程度の強さというのがこの型の強みである。
人によってはHAガルーラの方を評価するのもASガルーラと見れる範囲が異なり、なおかつ汎用性が高いのがポイント。

こういう理屈で考えると相手を呼びこむポケモンはメタにしかなりえないのかという話だが、それは違って、最も顕著な例は毒羽マンダであろう。
毒羽マンダは耐久を誘って殺すポケモンであるが、それが把握されてもボーマンダ最強の型として認識されている。
必ずしも全てに適応される理論ではないが、トレンドを読んでトレンドに影響されやすいポケモンを活かすのか。それがトレンドの影響を超えた時そのポケモンは強い型に昇華する。