環境について
ポケットモンスターΑSΩR(以下ΑSΩR)が発売してもう7ヶ月が過ぎようとしている。
ここ最近・・・(といってもここ数ヶ月)明らかにポケモンへのモチベーションを失っている方が多いように見受けられる。
その理由は環境の停滞である。
ここ7ヶ月に画期的な構築はほとんど生まれなかったと断罪するのは簡単であろう。
もちろんそれを生み出せなかったプレイヤーそれぞれの責任である。
ただ、現実的に生み出すのが難しい状況でも有る。
それは結局XYから何も変わらなかったというのが正しいだろう。
ΑSΩRによってもたらされた変化は3つ。
新規教え技の習得。
一部ポケモンの実質的な制限。
新規メガシンカの導入。
である。
特に問題は新規メガシンカだろう。
新規メガシンカは以下のとおりである。
ボーマンダ・ヤドラン・ヤミラミ・ミミロップ・ラグラージ・ジュカイン・メタグロス・チルタリス・タブンネ・サメハダー・バクーダ・エルレイド・ピジョット・スピアー・ラティオス・ラティアス・ハガネール・オニゴーリ
このうちボーマンダ・ヤドラン・ヤミラミを除く15種類は実用性から疑問符がつくことが多い。
もちろんこれら15種類が活躍出来てないとは言わない。しかし多くの支持を得ていないのが現状だ。
ではボーマンダ・ヤドラン・ヤミラミはどうだろうか。
ボーマンダは火力と耐久を兼ね備えゲームを支配出来る。
ヤドランに関しては受けループに組み込む事で大いなる躍進が見られた。
ヤミラミも多くのプレイヤーに対策を強いることができた。
しかしながらスタンダードに組み込んだ時にどれも汎用性が高いと言えないのが現状だ。
特にボーマンダが一番汎用性が高く見えるものの、このポケモンを使った強い軸の形成が難しい。
ガルーラ・ゲンガーという2大メガシンカポケモンの評価が変わらないのもこれらの評価が著しくないのと無関係ではない。
さてこれらが環境を崩せない以上結局はXY時代からやっているのと変わらない。
1年8ヶ月も似たような環境でやっているのだから画期的な構築が生まれなくてもやむを得ないだろう。
皆の熱が冷めるのも無理がない。果たして今年の秋冬で環境が変わる何かが導入されるのであろうか。
それとも環境が変わる構築が出てくるのか。
どちらも期待できないようでは熱を失った人間は戻らないだろう。悲しい話である。
さて、このブログも1日2回の更新を目指していたが難しい状況である。
理由は熱が冷めたわけでもネタがないわけでもない。
時間的な余裕の問題である。もう少し時間に余裕ができれば更新量を増やしていきたいと思う。
それまでに環境の画期的な変化を期待するものである。