構築サーキュレーション

ツイッターでのまとめや走り書き

クレセドランラッキー

・はじめに
6世代の最後のオフであるこの大会に向けてクレセドランを研究してきた結果現状の構築の形。
正直完成には程遠いがクレセドランは駄目だという結論が自分の中ではっきりしたので公開。
クレセドランが駄目な理由は後述。

・配分
ガルーラ@石
AcS
猫騙し・捨て身タックル・地震・冷凍パンチ

クレセリアゴツゴツメット
227(252)-x-155(4+)-95-150-137(252)
サイコショック・瞑想・身代わり・月の光

ヒードラン@食べ残し
193(212)-x-126-150-136(76)-137(220+)
噴煙・身代わり・毒・挑発

カイリュー@こだわりハチマキ
173(52)-204(252+)-116(4)-x-121(4)-125(196)
逆鱗・地震・馬鹿力・神速

ゲンガー@石
HS
祟り目・鬼火・挑発・道連れ

ラッキー@進化の輝石
325-x-62(252+)-73(140)-125-85(116)
凍える風・スキルスワップ・卵産み・地球投げ

・概要
クレセドランを主軸にアタッカーや削りや受けなど様々なタイプのポケモンを駆使しつつサイクル勝ちを狙う。
クレセドランの選出は多いものの拘るのではなく、クレセラッキー@1やガルカイリュー@1などクッションとしてメガを押し付ける戦い方も可能。

クレセドランを安定させるための2つの絶対的なルールを定めた。
クレセリアヒードランのSを一緒にする
・両方に身代わりを採用する
この2つを守ることでクレセドランにおいて安定性が増す。
1つ目は情報を1つで2つの事を把握する事が出来る。
相手の速度とクレセorドランの速度関係が解る=もう片方と相手の速度関係を把握出来る。
サイクルを回して対面した時に速度が上か下かの選択をしなければいけない構築で1回で両者の速度関係を把握するのは極めて有用。
2つ目は状況を把握させれるのと把握した後に行動出来る点。
クレセリアにしろヒードランにしろ有利対面では滅法強いが不利対面では引くしか行動出来ない。
其のために有利対面を取れば行動の選択権を1度先送りにする事が有意義な点が多い。
その上で不利対面でも速度判定をきっちり行う事で中速帯の相手への安定が増す。
身代わりがない場合、常に対面だけではなく裏の交代を決めないとその有利対面を作った意味が薄れる。
裏の交代を含めて行動するのはリスクが伴い安定を目指すには程遠くなる。
これらのルールで実際安定する構築が増えた。

・ガルーラ
妥協個体。
とても強いとは言える選択肢ではないが相手のボーマンダヒードランに対して如何ともし難いのでやむを得ずこの型を採用している。
此の枠では同じ事が出来るメガギャラドスの採用も一考の余地があったが、ガルーラに対して弱すぎる点とボルトに後手を引くので見送り。

クレセリア
技の選択肢は様々だがクレセドランに呼ぶ瞑想スイクンを崩せる駒が主軸から欠落しているのでこの型での採用になった。
配分は準速だがB152-S138にするべきであった。(もしくはBをもう少し下げたりSを141にする等が考えられる)
実践では身代わり毒スイクンに対して同速勝負になり此方が不利になったのとHBは必要最低限は確保している為である。
此の構築は受け切りを狙えないのでHBはA200逆鱗2耐えラインが有ればいい。

ヒードラン
ヒードランの最も強い型は挑発→守るだが、瞑想ニンフィアや相手のクレセリアトリックルームなどへの切り返しを阻止出来ないのが不満であったので採用。
結論を言えば、守るなど必要無く、十二分に活躍出来る。
極端なことを言えばヒードランの挑発があれば状態異常技を採用せずともクレセリアを崩す事が可能なので単体では最も価値の高い技である。(クレセドランで見ると価値が高いのが身代わり)
マグマストームよりもワンチャン性能が高く命中安定でPPも多い噴煙を採用しない理由はない。

カイリュー
このパーティー唯一のアタッカー。
ガルーラはアタッカーではない。

・ラッキー
現状のラッキーで唯一通常のサイクル構築に入る型で、この型以外はありえない。
対ガブや対メガゲンガーを考えると速度も火力も動かせない。
此の枠にはポリゴン2なども候補だが、対ゲンガーに最も安定するのでこの型を採用。
このラッキーが無理な唯一のメガゲンガーは滅び+挑発or守る+金縛りゲンガーだが、それも択の勝負で且つ採用数が居ないのでゲンガーを完全に任せれる。
威張るや受けループ対策としても簡単に投げれる。

・ゲンガー
ラッキーと組ませ害悪をシャットダウンする。
滅びでも可能。

・総評
全体として対策が特化しすぎてしまい対面系統に明らかに苦労させられる身も蓋もない構築になった。
クレセドランに可能性を感じなくなったのはサイクルに可能性を感じなくなったのではなく、対面系統に見た目が押し負けてクレセリアが機能しない事にある。

ガルクレセウルガボルトゲンガースイクン
vs
ガルガブボルト馬車ゲンガースイクン

これは参加した大会の決勝の組み合わせだが、前者が後者に対して明らかに苦労する。
その理由はクレセリアがガルーラに対しての駒にも関わらずそもそも駒としての性能が疑問符なのが1つだが、切り返し手段の乏しさと、ガルーラがでない場合の手札の腐り方が激しい。
なのでクレセリアには一度見切りを付けて新しく考えたいと思う。
サイクルやヒードランへの可能性はむしろ強まったので改良案を出来るだけ早く提示したいと思う。