構築サーキュレーション

ツイッターでのまとめや走り書き

ガルーラなし構築

・はじめに
先日ブログの更新もないのに、多大なアクセス数が在り、何が原因かなと調べてると、どうやらの以下のツイートに起因するらしい。

ツイートの内容がどうであれ、宣伝に一役買って頂いたようなので、彼の人に感謝の気持ちを表すために言葉ではなくガルーラ入りの構築を作ろうと思ったのがきっかけ。

・配分
バンギラス@メガ石
205(236)-157(20)-130-x-120-124(252+)
噛み砕く・冷凍パンチ・蹴手繰り・龍の舞

ラティオス@こだわりメガネ
177(172)-x-114(108)-182(124+)-135(36)-139(68)
流星群・サイコショック・波乗り・トリック

ナットレイゴツゴツメット
181(252)-122(60)-193(196+)-x-136-22
ジャイロボール・タネマシンガン・電磁波・ステルスロック

ブルンゲル@ナモのみ
207(252)-x-134(252+)-106(4)-125-80
熱湯・鬼火・自己再生・トリックルーム

ボルトロス@オボンのみ
184(236)-x-132(240+)-146(4)-100-135(28)
10万ボルト・めざめるパワー氷・電磁波・挑発

リザードン@メガ石X
169(124)-148(244)-98-x-105-138(140)

・概要
ラティオスナットレイの並びが多くの構築を崩せるのでここから組み始めた。
メガとしてはガルーラを除けば最も数値の高いバンギラスを採用。
ラティオスナットレイがゲンガーを呼ぶために相性が良いと判断。
ナットレイとの横の並びでブルンゲルを入れることで速度ゲーム相手に対する切り返しになる。
ここまでで相手の展開構築には展開を許してしまうので申し訳程度のボルト。
ラティオスの火力を押し付ける行動は対面やサイクル系統には通るがその課題をどう埋めるか。

バンギラス
数値だけで見ると最強のメガ。
問題はこいつを最大限に活かそうとするとストーンエッジ確定で安定しない点。
なので最大限活かすのではなく安定して強い型を考えた場合こうなる。
上記の配分はHSベースだがASベースとの選択。
ASベースの利点は竜舞を1回しているとメガガルーラを殺せる点にあるのだが、この構築でバンギラスが降臨時にメガガルーラが無傷なのが少ないので対気合球への生存を優先してHSベースでの採用になっている。

ラティオス
耐久面を考えると明らかにラティアス一択なのだが、今回はラティオスしかない。
ラティオスラティアスに耐久面で劣る為に速度で勝負するポケモンと相手に認識させることで、ゲンガー対面で無理矢理引かして火力の押し付けが可能。
仮に引かないにしてもC222シャドーボールは耐えるので催眠術以外の全部の行動に勝てる。
ちなみに実践では眼鏡ゲッコウガの悪の波動を耐えて殺したりなどがあった。
対ガルーラに関してもすてみタックルは耐えないのだが、不意打ち程度なら高乱数で耐えるので削りさえ入れてしまえばガルーラを殺せる鍵になる。
またラティアスと違いガルーラがグロウみたいな悠長な行動を取らないのでナットレイに対して安定して引けるのも強み。
サイクルには火力の押し付けと指数受けに対しての眼鏡トリックを迫れるのも強い。

ナットレイ
ガルーラの攻撃を受けつつステロを巻けるポケモンはこいつかカバだが、ラティオス+カバは氷の一貫させるので今回はナットしか選択しがない。
基本的にこいつは受けるよりクッションの期待しかしてないのでやどりぎのタネは切っている。
ラティオスが不利を取るマリルリガブリアスに対して引けるので出番も多い。
タネマシンガンの枠は自由だがナットレイミラーで最も負けにくいのでタネマシンガンを採用している。

ブルンゲル
こいつが居ることでナットレイに対して炎技を打ちにくくしているし、実際ナットレイブルンゲルはガルーラに対して封殺出来るのだが、その2体を出すと戦力が著しく落ちるのであまり選出しない。
どちらかというと対バシャーモの駒としての活躍が目立った。
アイテムはボルトロスにオボンのみが取られているのでナモのみを採用。

ボルトロス
カバルドン起点の構築やクレッフィへの駒。
正直展開を止めれるならこの枠は何でも良い。
S135はキノガッサを呼びまくるのでステロ+めざ氷で殺すためにある程度。

リザードン
ここまでヘラクロス入りとクチート入りに無警戒なので入れてみたが正直失敗。
霊獣ボルトの展開も加味して採用したが微妙の一言。
本来ならここにガルーラを入れるべきなのであろうがコンセプト的にない。
ここを改善しないかぎり話にならない。

・選出
ラティオスナットレイ+メガ枠
9割はこれ。ラティオスは実際強いので間違いはない。

ナットレイブルンゲル+@1
ゲンガー抜きのガルーラ構築には刺さる。

・総評
問題や課題の多い反面収穫の多い構築ではあった。
ラティオスの火力とトリックのこっち側に有利な拓は十分機能する。
サザンドラ入り・ヘラ構築・クチート構築あたりには鬼の択ゲーを仕掛けて漸く2割勝てるか程度。
ちなみにこの構築の改善策は既に完成済みなので機会があればそちらも公開したい。

・最後に
この構築を実践で使う際、プルリルの個体を知人を通じて頂いた人と構築を作るきっかけになるツイートをしてくれた方にはこの場を借りてお礼を申し上げます。

グロウ地震ガルーラ

・197(132)-161(252+)-101(4)-x-101(4)-125(116)
※187-(56)-161(252+)-101(4)-x-101(4)-135(196)
地震グロウパンチ・不意打ち・噛み砕く(ノーマル技・冷凍パンチ)

地震が100+50で150、秘密の力が105+52で157
グロウ+秘密の力を使い慣れてるならダメージ量はさして変わらない。
実際ガブリアスに対しても地震+不意打ちで十分な乱数は確保している。(注1)

メリットは岩・鋼系統に対する安定ダメージの確保と選出を歪める相手(後述)に強く出せる。
デメリットは飛行系統への打点が下がるが、噛み砕くの枠の変更などで幾らでも対応可能。

具体的なメリットを挙げていくと、グロウ+地震ナットレイを機能停止に追い込めるし甘えたナットレイなら崩せる。(注2)
一方、この手が苦手なメガクチートを威嚇を抜いてしまえば屠れる。
バンギラスに対してもグロウ>電磁波>イカサマなどで殺される心配もない。

  1. 2地震の火力は222-200ドサイドンを崩せる程度。=207-183スイクンも2発圏内

最後の枠はノーマル技を入れるとゲンガーに対する立ち回り制限が酷いので噛み砕くを候補に入れさせてもらったが、勿論ノーマル技も有力。
其の場合空元気が第一候補に上がる。
第二候補は秘密or恩返しか。
噛み砕くを入れた場合、最悪クレセリアもグロウ+噛み砕くで1:1程度にはなる。

冷凍パンチはカバ・ガッサに対応する事が可能だが、恩返しでも同様のことが出来る。
ポイヒガッサを見る場合は冷凍パンチの有用性が考えれる。
ちなみにボーマンダまで見たい場合は
185(36)-161(252+)-101(4)-73(100)-90-125(116)で冷凍ビームも候補か。

バシャーモに剣舞を積ませることを拒否することは一応可能。
其の場合2番目の配分を使うべきだが、正直安定行動をしない相手に対する期待なので、1番目で十分。

注1
183-115ガブリアスに172-205:83.81%(急所非考慮)

注2
181-201ナットレイに161-191:10.17%(急所非考慮)
181-193ナットレイに166-199:55.36%(急所非考慮)

瞑想+眠る

瞑想+眠るというのは特殊耐久と火力を上げつつ回復させる長期戦特化の組み合わせ。
原則としてこれらのポケモン
・物理耐久が高い
・速度が早い
・特殊な特性を備えている
このいずれかが該当する。それらを1つ1つ吟味していく。

□熱湯
・対象:スイクン・ヤドラン
・強み
水技は半減3で無効タイプが存在しないのが強み。
加えて熱湯で追加効果のやけどを引くことで定数ダメージ+物理威力半減と最も瞑想+眠るの恩恵を受ける型。
特にスイクンはプレッシャーを駆使してPPを減らすことに長けており、スイクンの特性を活かす手段としては間違いない。
・弱み
やけどを引くかどうかが運な点と貯水・呼び水の水タイプ無効化特性。

サイコショック
・対象:クレセリア・ヤドラン・ゴチルゼルランクルス
・強み
瞑想+眠るミラーでは有効な型。
相手の特防のランク上昇を無効化出来る。
この中だとクレセリアが速度と物理耐久を一定以上確保しているので採用率が高い。
・弱み
悪タイプによる無効化。

□アシストパワー
・対象:ピクシー・ニャオニクス♀・サーナイト(エーフィ・ラティアスシンボラーココロモリ
・強み
瞑想1回によって技の基礎攻撃力が60上昇する。
火力が最も伸びる技。
括弧内のポケモンは眠る以外の回復技が主流なので参考扱い。(ピクシーの場合は月の光と選択なので記載)
・弱み
即効性に乏しいのと物理面での耐久に不安を残す。
解消手段としてバトンとの相性が良い。

□いびき(特性:○○スキン)
・対象:ニンフィアアマルルガサーナイト
・強み
素眠り後の隙を見せない。
体力回復後に反撃に移せるので眠る選択肢を取るリスクが少ない。
・弱み
技スペースの圧縮。
メイン技といびきのタイプがかぶる。
特性を消されると一気に弱体化。

□速度系統
・対象:ライコウ
・強み
対面系統にも速度勝ちしている場合が多く全抜きを狙いやすい。
・弱み
物理耐久面で不安。

□特性:てんねん
・対象:ピクシー
・強み
相手の一切の積み技を無力化する。
小さくなるとの併用で回避ゲーを仕掛けることが出来る。
・弱み
相手のランクダウンも無効化してしまう点。
種族値値が低い。

瞑想+眠るで見た場合アシストパワーが火力補強では群を抜いているが、天然のハメ性能は高い。
熱湯が最もスタンダードに戦えて採用しやすい型ではある。

エスパー特殊高火力

現環境で最も有効な攻撃技は何かと問われるとエスパー特殊高火力技と答える。

特殊受けを採用している構築が極端に少ないし、採用していても出しにくい。
エスパー耐性が「あく」「はがね」「エスパー」でこのうちクチートクレセリアヒードラン等を除けば採用が少ない点。
対面構築の軸となるゲンガーをワンキル出来る。
また対面構築のクッションとしての採用しているボルトスイクンのクッション性能を否定出来る。

これらの理由からエスパー特殊高火力の押し付けが特に強い。
ただし、エスパータイプのアタッカー採用は
・ゲンガーの存在
・ガルーラ(クチート)の不意打ちで崩される
これが現実として身についてるので採用しにくい。

では本当にこれらの技がエスパータイプの採用の阻害になるか?
実は1番目に関して言えばNOである。
メガゲンガーの瞬間最大火力の想定はC222シャドーボール
これを耐える耐久を
159-148
169-140
175-135
183-130
191-125
このくらい
実はこれらを超えるポケモンはエスパーには多い。
ちなみにC147眼鏡ゲッコウガ悪の波動はこれと差異がないんでゲッコウガにも怯えず出せる。

2番目は不可能ではないが達成できるポケモンが限定されているので不意打ち(噛み砕く)に対する対策は必須である。

ラティドリ

ラティオス@眼鏡
155-x-132(252)-191(188+)-130-139(68)
流星群・サイコキネシス・波乗り・トリック

ドリュウズ@スカーフ 特性:型破り
意地っ張りAS
地震・岩雪崩・アイアンヘッド・つのドリル

ラティオスの火力を押し付けつつ、ドリュウズの型破りで抜いていく。
ラティオスは相手を釘付けにしたり誘う奴が解りやすいのでトリックを通す事で裏のドリやメガ枠を通しやすい。
ドリュウズはありとあらゆるゲンガーの型をガン無視出来る強さが有る。

この2体のみで押し勝つ事は不可能だが、この2体はメガ枠に対する対策ポケモンに対して有効な技がある。
状況優位を作る為に読み合いや運まかせな行動をするので楽には勝てないが使うと楽しい。

シング”ラ”レート 10強

新しいルール。ゴロが良い。
記事が修正されていたので起源主張を行うものとする。

全体
1:メガガルーラ
2:メガゲンガー
3:ガブリアス
4:ボルトロス(化身)
5:ファイアロー
6:キノガッサ
7:スイクン
8:メガバシャーモ
9:ウルガモス
10:ボルトロス(霊獣)

一般
1:ガブリアス
2:ボルトロス(化身)
3:ファイアロー
4:キノガッサ
5:スイクン
6:ゲンガー
7:ウルガモス
8:ボルトロス(霊獣)
9:バシャーモ
10:該当なし


ガルーラとゲンガー論は語ると長いので割愛。
一言で評するとガルーラは計算出来る点が強いし、ゲンガーは計算以上のリターンを持ってこれる点が強い。

ガブリアスは全体で言うとメガゲンガーに肉薄するし、一般では2つくらいランクが異なる。

一般の上位5体は一匹で対面性能があり、展開阻止と展開を可能にする。
またはそれを見せながら強い別の動きができる。

ウルガモスボルトロス(霊獣)は展開を一人で行うのは難しいけど展開するとガブリアスと同等かそれ以上の力を発揮する。
ウルガモスボルトロス(霊獣)は単体評価は逆だが、ボルトロス(霊獣)採用=ボルトロス(化身)使用不可の制限のせい。

ゲンガーとバシャーモはメガ込でこの評価。
メガゲンガーの影踏みが有能なのにに比べてノーマルゲンガーではどうなんだって感じ。とはいえ強い。
メガバシャーモはバトンがあるからこそ生きるけどノーマルバシャバトンは其処まで強くない。

一般の最後の枠はゲッコウガギルガルドなどが候補だが10体挙げる場合にふさわしいかは疑問。
いくつか強い型が点在するが強い戦い方を出来るかは別な点で他の9体と同列に語れない。
と言うより下のポケモンの評価は苦労するのに苦労が見合わないので評価しない。
なので一般ポケモンのランクを図式化すると
1>【壁】【壁】>2〜4>5>【ベルリンの壁】>6〜9>【万里の長城】>その他

この記事は次回以降の布石なので参考資料として。
単体でもある程度解るように解説は加えたが、今まで語った事の焼き直しに過ぎない。

Rock Tombガルーラ

187(52)-161(252+)-100-x-100-136(204)
蹴手繰り・冷P・空元気・Rock Tomb

ガルゲンの裏のガルーラ。
コンセプトはノーマルガルーラとしていかに運用出来るか。
具体的には岩石をばらまいて鬼火してきた所で空元気で上を取る動き。
仮に殺されても裏のゲンガーを通す。
またガルガルミラーでも蹴手繰りで突っ張る事は可能。
A194捨て身やA177蹴手繰り程度なら此方に分が有る。
更にここまでSを振ってると先に進化したガルーラの上を取って崩す動きも可能。

運用方法などはまだ練る必要があるが1つのアイディアとして。