構築サーキュレーション

ツイッターでのまとめや走り書き

6世代の多様性

ポケモンは突き詰めると多様性というのを否定しがちなゲームである。
それもそうで6種類24つの技しか無い。
一度構築を組むと24個と交代の25個の選択肢しか使えず、シングルなら選出後1試合13個の選択肢を選ぶゲームでしかないからだ。

・6世代にはガルーラが強い。
・メガ枠で採用ポケモンが限定される。
そういった状況も拍車をかけている。
ならば過去の世代を遡ればどうなのか。
3世代はカビゴンが強いし、4世代のガブリアスは圧倒的である。
5世代はキノガッサのハメ性能は目を見張る物がある。
世代によって個の強弱は変わってもトップとそれを活かす物、メタでしかないと思い知らされる。

さて本題、6世代の多様性とは何なのか。
筆者はガルーラの型・考え方こそが多様性だと思っている。
6世代はどこまで行ってもガルーラの性能が群を抜いている。
ガルーラの性能というのは特性や数値もだが、採用できる技の選択肢の幅がどの世代のトップよりも上な点。
なので様々な考え方が出来る。
ある人は猫騙しが在ることこそガルーラの最大の強みと考え、別の人はグロウからの抜き性能がガルーラの強さだと考える。
筆者はガルーラの選出をあげる事が強みだと考えるし、他の人は状況限定の強さを評価する。
ガルーラミラーに特化する物を好む人がいれば、ガルーラミラーを拒否する人も居る。
これが6世代の多様性であり、6世代の面白みである。

ガルーラを使わない選択肢を取ることは幾らでも出来る。
そして使わない構築でも優秀な構築は作る事も当然可能だし、そこを否定する気は一切ない。
だが、一切採用しないのは6世代の面白みを削っていると思ってしまう。
7世代ではガルーラがトップ群には居るかもしれないが、完全なる一強から陥落する可能性は高い。

7世代まで半年を切っている、今しか味わえないガルーラの多様性を楽しみましょう。
ガルーラを使わない事は幾らでも出来るのだから。