構築サーキュレーション

ツイッターでのまとめや走り書き

おみくじゲー 後半

さて前半では運に依存するゲームについて話した。
この運というのはあくまでデータ上の乱数における確率であった。
今回話すおみくじゲーとはデータの乱数ではなく、人間の選択による確率である。

俺がおみくじゲーを書くきっかけとなったのはナットレイと対峙した時の話だ。
厨パの並びの構築でもナットレイはよく出てくる。
しかしだ、ガルーラの炎パンチ・ガブリアスの炎の牙(及び剣舞地震)・ボルトロスとゲンガーの気合球・バシャーモフレアドライブ及び格闘技
6体のうち5体に不利を取るケースが選出時では想定される。
しかし相手は躊躇なくナットレイを選出する。これは相手の選出が下手とか言う問題ではない。
単純に相手は考慮してない、あるいは採用率が低いと思っているから選出するのである。
というよりナットレイを採用している時点ですでにこの上記の技の採用率を考慮している可能性が高い。

これらに当たった場合ナットレイ側が当然「運が悪かった」で済ますだろう。
実際バシャーモを除けば上記4体全てがナットレイ対策を明確に仕込んでいる可能性は低い。
こういう相手の技をお願いでおみくじゲーをすることは非難される要因である。

しかし、私はこの考えを否定しない。
私自身がおみくじゲーで採用や選出する場合があるからでもあるが、全てを対応することがいかに危険かを知っているからである。
もちろん自分が優位で多くのケースをケアできるならケアした方がいい。
しかし互角や劣勢の時にケアする範囲を増やすのは負け筋を作ることに直結する。
これはとあるプレーヤーの思考だが、知識を詰め込んでるがゆえに極限までケア範囲を増やしていた。
彼とは対戦相手・通話放送での仲間・視聴者として3桁以上の試合を見たが非情に危険な立ち回りだと実感した。
彼の相手のガルーラはH209 A194 B121 C108 D122 S167で猫・捨て身・グロウパンチ・不意打ち・冷凍パンチ・地震・冷凍ビーム・大文字・地球投げがあります。
こんな想定を毎回してたら戦えるものも戦えません。
その結果何が引き起こされるかというと立ち回りが不安定になります。
何故なら相手は最強のガルーラなのだから立ち回りをピーキーにしないと勝てないから。

このようにおみくじゲーを極端に否定するのはよくない。
逆も然りでおみくじゲーをやりすぎるのもよくない。
どこまでおみくじゲーでどこまでが環境把握しているかの違いになるかは各自のプレーヤー次第である。
それ即ちプレーヤーの腕という言葉に直結する。