構築サーキュレーション

ツイッターでのまとめや走り書き

勝利とはリスクと等価交換で手にするもの

ポケモンは多くの制約とその制約の中で最大限のパフォーマンスを引き出すゲームである。
ガルーラがいくら優秀でもゲンガー・クレセリアカバルドンナットレイ全てに対応は出来ない。
そこで大事なのがいかに相手の不利な選択肢を引き出すかってこと。

例を出すと初手ガル(スイクン・アロー)とヘラ(クレセドラン)対面
ヘラがガルーラが殺せる条件として猫>捨て身を設定した場合
ここでいきなりヘラからクレセに引くヘラ使いは少ない。
グロウ>捨て身やなんかでは完全にアド損だから。
猫騙しを見てから対応する。
ここでガルーラが猫を打つと猫捨て身と判断してクレセ引きに入る。
これまでがヘラ側の思考。

一方ガルーラ側が猫秘密@2みたいな型だとする。
直で引く場合ロクブラが怖い、突っ張るとインファイトで返り討ちの2択。

なので今出されてる条件では本来はヘラ側が有利。
しかし、ここでヘラに対して猫を打つことで猫捨て身警戒させてロクブラ・インファの択からクレセ引きの選択肢を引き出せる。

こういう本来優位なはずなのに技や状況などを利用して警戒させて相手のマイナスな行動を引き出す事は大事なテクニック。
物事を知ってる人間ほど不必要な情報で警戒してくれる。

こういう戦い方を常に続けるのはリスクしか生まないのだけど、一発勝負では有効。
特に大会などの1敗の罪が重く相手にプレッシャーがかかっていればかかっているほど逃げの思考になる。
こういう本来不利な状況でも勝っていける奴が強い。

相手の有利な状況を作らせて安定という名の逃げの選択肢をいかに作らせるのかも大事。
誤魔化しなんて呼ばれてるけど実際は詐欺みたいなものなのです。
「勝利とはリスクと等価交換で手にするもの」安定なんて存在しないので大会では一戦一戦リスク背負って選択肢を通しましょう。

本日は大きな大会があるみたいなのでその参加者が会場に行く際に目を通した時に有意義な記事を執筆しました。
参加者のみなさんは悔いが残らないように頑張ってください。